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フラワーギフトのお悩みをばっちり解説します!

花束とアレンジメント、どっちが良いの?
記事更新日: 2023/11/07
MATCHY
MATCHY

こんにちは!
WEB花屋運営歴、約20年のflower coordinate 4 PEACE CLOVER 代表のまっちーこと町野です。花職歴は、おかげさまで、トータルで20年を超えました。
このキャリアを活かして、みなさまに
「これさえ見れば、フラワーギフトで、もう迷わない!!なんでもわかっちゃう!」
という、他に類を見ないハイレベルの情報を、分かりやすく、定期的にアップして、お伝えしていこうと思います。

「フラワーギフトって、どっちが良いの?」
「花束?フラワーアレンジメント?」

MATCHY

いらっしゃいませ!
flower coordinate 4 PEACE CLOVERへ、ようこそ!
店主のまっちーと申します。
何かお探しですか?

華さん

あっ!こんにちは!
あの~、実は、はじめて、贈り物用に、お花を買うんですけど、花束とフラワーアレンジメントの違いというのが、あんまりよくわからなくて・・・

MATCHY

おお!
初めてのお花の贈り物、良いですね。
遠慮なく、何でも聞いてくださいね。
なるほど。
花束とフラワーアレンジメントって、最初は、分かりにくいですよね。
実際のオーダーの際には、フラワーアレンジメントの事を、花束と言ってご注文される方も結構いらっしゃいますよ。
それくらい、実はよくわかっていらっしゃらない方も多いんですよね。

了解いたしました!
それでは、まず最初に、花束とフラワーアレンジメントの違いをお伝えして、そのあとに、それぞれのメリットやデメリットなんかも分かりやすく解説しますね。

華さん

わぁ!
ありがとうございます!
どうぞよろしくお願いします。

MATCHY

了解いたしました。
実は僕、もう20年以上、お花屋さんで仕事をしているのですが、この花職歴を活かして、こちらブログ記事で、みなさんがフラワーギフトの上級者になれるよう、プロ目線で、詳しくご案内させていただきますね。
また、以下のリンクからご注文も可能ですので、ご興味がありましたら、ぜひご検討されてみていただけると、とっても嬉しいです。

華さん

わぁ!
それはとってもありがたいです。
楽しみです!

MATCHY

では、以下の流れで、花束とフラワーアレンジメントの違いについての情報を、お伝えしていきますね。

花束とフラワーアレンジメントの造形的な明確な違い

MATCHY

まず最初は、基本的な「花束とアレンジメントの造形的な違い」についてです。
分かりやすく簡単に、以下のように理解しておけば、一般的には問題ないと思います。

花束アレンジメント
切り花を束ね、紐などで纏めたもの切り花をカゴなどに入れた、吸水性スポンジに挿したもの
華さん

なるほど、それで違う名前がついているんですね。花束は束ねるタイプで、アレンジメントは吸水スポンジに挿すタイプなんですね。

MATCHY

そうです!そうです!
どちらも使用花材は、一般的に、よくお花屋さんに並べて売られている『切り花』ですね。したがって、次のように言うことも出来ます。

花束アレンジメント
切り花を
長さや向きを調節し
見た目良く綺麗に
組み合わせて
束ねたものが
「花束」
切り花を
長さや向きを調節し
見た目良く
カゴなどにセットし
 吸水スポンジに挿し
デザインを
固定したものが
「アレンジメント」
華さん

なるほど!
ばっちりイメージできました。
ありがとうございます!
じゃあ、実際にフラワーギフトとして使うときの、メリットとデメリットなんかはどうなんでしょうか?

MATCHY

はい。
そこ、とっても大切なところですよね!
その辺についても、しっかりと、お伝えしますね。

花束の構造的メリット&デメリット

花束の構造的メリット

MATCHY

まず、花束の構造的なメリットですが、ひとつには「手軽さ」が挙げられます。
本数に関わらず、花を束ねながら仕上げていくので、仕上がり具合を見ながら、増量したりもしやすいです。ラッピングも様々な質と量で、バラエティーに仕上げることが出来ます。
リボンや、ラフィアなどで、まとめたりすると、またガラッと華やかになったりしますね。
大量の100本のバラで大きな花束を作る事も可能ですし、少数の3本のバラで、小さな花束の形に仕上げることができるので、あらゆるご予算で、対応できるのも、お手軽と言えると思います。
なんなら、1本でも、それっぽくすることも可能です。
明確には、1本だと花束ではないですが。(笑)
1本巻きなんていう場合もあります。
保育園や、幼稚園などの、小さなお子さんがいらっしゃる卒園式で、ほんのちょっとだけ華やかにしたいときなんかに、使われたりすることが多いですね。

華さん

なるほど、幅広く対応できる手軽さも、メリットの一つなんですね。

MATCHY

そうですね。
また、アレンジメントと違って器やスポンジを使わないので、比較的軽量なため、持ち運びの際には、疲れにくいですね。
でも、さすがに1万円以上する大きな花束は、結構重さが増してくるので、長時間持ってあるくのは大変ですね。女性だと、腕が痛くなるかも。(笑)
5,500円くらいまでなら、長時間持ち運びをしても、重さで、腕が辛くなるようなことはないと思います。
茎を短めにしてコンパクトにすれば持ち帰りもしやすいです。
デザイン的には、茎が長いと、大きくなるので、かなり豪華に見えますが、逆に、茎を短くすると、キュートな感じになっていきますね。
特に小さなお子さんにはミニブーケなんかがおすすめです。

華さん

なるほど!重さについては、あまり考えたことなかったですね。
アレンジメントよりは、軽いんですね。
大きなお花を持って、街を歩くのって、かなり目立つから、嬉しいような、でも、ちょっと恥ずかしいような・・・(笑)
子供が小さなお花を持っている姿は、本当に可愛いらしいですよね。

花束の構造的デメリット

MATCHY

一方、花束のデメリットは、家に持って帰った後に、ドライにせず、切り花として、お部屋に飾る際には、必ず、花瓶が必要になることです。
それこそ、2~3本のバラだけであれば、コップや瓶などにお水を入れて飾っても可愛らしいですが、長さのある10本以上のお花となると、それなりの花瓶が無いと、飾ることが出来ないですね。

さらに、もらってから長時間経ってしまった場合には、直ぐにラッピングを解いて、花瓶に移して水をあげないと、花がすぐに枯れてしまいます。特に夏なんかは、直ぐに傷んでしまいます。
これは、構造的に、保水処理が弱いからです。
花束は、花の茎に巻いた専用のステムティッシュというペーパーに、水を浸してあるだけなので、長時間の移動だと水落ちして花がしおれてしまうなんてことも、夏には良くあります。

お花を渡すときには、セレモニー的な演出として、花束はものすごく映えるのですが、持って帰ったあとは、お花が大好きな人、お花の扱いに慣れている人以外には頭を悩ませることになるケースも、十分ありえるので、お渡しする方に合わせて、選ばれるのを、おススメいたします。

華さん

なるほど、構造的な保水の弱さなども考慮して、お渡しする方が喜ぶか、面倒がられるかなど、ちゃんと考えないといけませんね。詳しく教えて下さって、ありがとうございます。

MATCHY

それから、お花を花瓶に生けるというのは結構難しいので、慣れていないと、結構、難しいです。
お花を生けるのが大好きという方には喜ばれますが、まったくお花のお稽古事などに触れたことが無い人には、どうしたら良いのか頭を悩ませる原因にもなりかねませんね。

チャレンジ精神なども含めて、「お花を活けてみたい!」と、楽しめる人には良いですが、多忙で、そこまで気持ちに余裕が持てなかったり、「自分で飾るまでは、ちょっとやりたくない!」なんて人にとっては、かえって、頭を悩ませる減になったりもしちゃいますね。

実際に、「もらった時はうれしいけど、持って帰ってからが困るのよね・・・」なんておっしゃられる方もいらっしゃいます。

MATCHY

続いて、フラワーアレンジメントの構造的な部分について、ご説明しますね。

フラワーアレンジメントの構造的メリット&デメリット

フラワーアレンジメントのメリット

MATCHY

まず、フラワーアレンジメントの構造的なメリットは、プロに作って貰ったデザインを、いろいろな場所にお持ちになられても、そのまま長く飾れるところです。
吸水性のスポンジに挿されたお花は、自動的にお水を吸い上げるので、花瓶に移し替えたりしなくても、全然大丈夫です。
給水スポンジが乾燥しないように、お水をこまめに追加してあげれば、夏場でも1週間くらいは、きれいにお花が咲き続けます。冬場だと、1ヵ月くらい枯れなかったという人も居たりします。
プロがデザインして、移動してもなるべく動かないように固定してくれているので、見た目もずっときれいなままです。
なによりも、手間がかからないというのが、一番の利点ですね。

華さん

なるほど、手間いらずで、お花も長持ちするんですね。それは便利ですね。

フラワーアレンジメントのデメリット

MATCHY

では反対に、フラワーアレンジメントのデメリットは何かというと、一番のデメリットは、大きくなればなるほど、非常に重くなってしまうということです。
花束も、大きくなれば、重くなりますが、その比ではないですね。
吸水性スポンジには、ビックリするほど、水分がたっぷり含まれているので、(※だからこそ、お花が長持ちするのですが。)5,000円くらいのフラワーアレンジメントでも、女性だと、時間が経つにつれて腕がパンパンになることもあり得ます。

また、カゴやスポンジを使用する分、お花にプラスして、材料費がかかるので、どうしても、花束よりも高額になりがちです。
あと、移動の事も考えると、あまり茎を長く使用してしまうと、運搬中に枝が折れてしまったりもするので、基本的には、花束よりも茎は短くなることが多いです。
なので、花束と比べると、同じ金額であれば、どうしても、ボリュームが少なくなってしまいます。

お花が終わった後のカゴやスポンジなど、廃棄物として処理するのも、人によっては、手間になってしまいますね。
ちょっと奮発して、お花が終わった後も、お部屋をおしゃれに演出してくれるような、そんなセンスの良いカゴなどを使用すると、さらに喜んでいただけるケースもありますが・・・
どうしても、高額にはなりがちですね。

華さん

なるほど。
重さや処理がデメリットとしてあるんですね。
考えなければいけないことがいろいろあるんですね。

MATCHY

はい、それでもフラワーアレンジメントは、やはり人気がありますよ。
特に記念日やお祝い事にはぴったりですね。
場所を選ばず飾れるのも魅力のひとつです。
当アトリエでは、全国からご注文を頂いて、毎日全国にお花を発送しているのですが、大手の運送会社さんを利用しても、発送後、翌日や、翌々日のお届けなどがほとんどですので、そういった場合は、フラワーアレンジメント以外は、考えられません。
花束は、保水の関係で、どうしても、近場でのお届けしが出来ないですね。
その点でも、フラワーアレンジメントは、プロのデザインのまま、遠くの地まで発送することが可能です。

華さん

そうですね。特別な日には素敵なものを贈りたいですもんね。
今回は、お友達のお誕生日なので、大人かわいい感じの花束をお願いしたいのですが、ぜひ次回は、遠方に住んでいる、母のお誕生日に、まっちーさんのお花を送ってみたいです。
まっちーさん、本当にありがとうございます、詳しく教えてくれて。
私、華って言います。
また買いに来るので、今後ともよろしくお願いします。
とりあえず、じゃあ、今日は、花束を、3,300円で、お願いします!

MATCHY

嬉しいお言葉、ありがとうございます。
華さんですね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
ご質問などありましたら、いつでもお気軽にお尋ねください。
ではでは、初めてのフラワーギフトの花束、心を込めて、製作させていただきますね。
そちらに、お座りになられて、もしよかったら、お花を作っている間に、想いを込めたメッセージカードなどを、書かれてみてはいかがでしょうか?・・・・・・・・・。

まとめ

花束とアレンジメントの造形的な違い
  • 「花束」とは、切り花を束ね紐などで纏めたもの
  • 「アレンジメント」とは、切り花をカゴなどに入れた吸水性スポンジに挿したもの
花束のメリット&デメリット
花束のメリット
  • 手軽である。少ない本数でも花束の形にできる
  • 重さが軽い為、長時間持っていても、そんなに疲れない
  • セレモニー的なシーンには、とっても映える
花束のデメリット
  • 構造的に保水が弱い
  • 家などに飾るとき、どうしても花瓶などで水に入れてあげる必要がある
  • 長時間の移動だと、その間に水落ちして、お花が萎れたりしてしまう可能性がある
  • お花を花瓶に生けるというのは慣れていないとかなり難しい
フラワーアレンジメントのメリット&デメリット
フラワーアレンジメントのメリット
  • もらったら、直ぐに、そのデザインのまま、置いて飾れる
  • お水をこまめに追加してあげれば、夏でも1週間くらいは、きれいにお花が咲き続けてくれる
  • もらった人に、手間らしいものが、ほとんどかからない
フラワーアレンジメントのデメリット
  • 花束に比べて、重さが重いので、大きくなると、運ぶのに力が必要
  • カゴやスポンジを使用する分、一般的には花束よりどうしても高額になる
MATCHY

いかがでしたでしょうか?
次回は、花職歴25年以上の花屋店主が自信をもって
「花束とフラワーアレンジメントのそれぞれが似合う最適なシーン」
をわかりやすく、解説しちゃいます!
おたのしみに!


MATCHY
MATCHY

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